教育・人材育成 2026年更新

BIM研修の実施会社一覧

Revit・Archicad・GLOOBEなどのBIMソフトウェア研修を提供する企業リスト。建設会社向けの実務レベル操作習得から、BIMコーディネーター養成まで対応する研修機関の詳細情報。

収録データ項目

研修会社名
対応BIMソフト
研修形態
講座レベル
企業向けカスタマイズ
助成金対応
講師経歴
提供地域
問い合わせ先

データプレビュー

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研修会社名対応BIMソフト研修形態企業向けカスタマイズ
大塚商会Revit来場/出張/オンライン対応
株式会社プロシーズ(ReCADemy)Revit・Archicadeラーニング
ビズロードサービスRevit会場/ライブウェビナー/eラーニング
公益財団法人 日本建設情報技術センターRevit対面(東京)
一般財団法人 全国建設研修センターBIM全般2日間集中

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BIM研修市場の現状と企業ニーズ

2026年春のBIM図面審査開始、2029年のBIMデータ審査開始を控え、建設業界ではBIMスキル習得が喫緊の課題となっている。国土交通省の調査によると、2024年時点での設計段階におけるBIM導入率は58.7%に達しており、2022年から約10ポイント上昇した。しかし導入企業の半数以上が「BIMを活用する人材がいない、または人材育成・雇用に費用がかかる」(51.8%)という課題を抱えている。

企業規模別では、101人以上の企業における導入率が56.2%〜87.8%であるのに対し、100人以下の企業では25.0%〜51.9%に留まっており、中小建設会社における人材育成支援の必要性が浮き彫りになっている。

研修形態と価格帯

BIM研修は大きく3つの形態に分類される。対面型短期集中研修は5万〜10万円が相場で、2日間で基本操作から実務レベルまでをカバーする。eラーニング型は3万〜5万円と比較的安価で、個人の習熟度に合わせた学習が可能だが、実践的な質問対応には限界がある。企業向けカスタマイズ研修は見積もり制で、自社の設計フローに即したカリキュラム編成が可能となる。

人材開発支援助成金制度(事業展開等リスキリング支援コース)を活用すれば、中小企業の場合、研修費用の75%に加え研修時間1時間当たり960円が助成される。このため実質負担は2万円以下となるケースも多い。

主要BIMソフトと研修機関の対応状況

BIMソフト特徴主な研修提供機関
Autodesk Revit世界シェア最大、意匠・構造・設備統合大塚商会、ReCADemy、JCITC、ビズロードサービス
Graphisoft Archicad建築設計に特化、直感的操作性ReCADemy、グラフィソフトジャパン
GLOOBE日本の建築基準法対応、福井コンピュータ開発福井コンピュータアーキテクト認定機関

Revitは土木・建築・設備の全領域をカバーするため、ゼネコンや大規模設計事務所で採用が進んでおり、研修機関の数も最多となっている。Archicadは意匠設計者の支持が厚く、直感的なモデリングが可能なため、設計事務所向け研修で人気が高い。GLOOBEは日本の法規制や申請書類作成に最適化されており、確認申請業務まで見据えた研修ニーズがある。

BIMコーディネーター養成の重要性

単なる操作習得だけでなく、BIMマネジャーやBIMコーディネーターといった「BIMを使って何を達成するか」を設計できる人材の育成が求められている。国土交通省の建築BIM加速化事業では、日本建築士事務所協会連合会が4カ月間のオンライン講習を実施しており、基本操作から実際の設計業務までを体系的に学べる。

グローバルBIMのような専門企業は、鹿島建設グループとして沖縄にBIMセンターを構え、モデリングだけでなくBIMコンサルテーションや教育事業も展開している。こうした実務経験豊富な講師陣による研修は、単なるソフトウェア操作を超えた「BIMによる業務改革」の視点を提供する。

よくある質問

Q.Revit未経験でも企業研修は受講できますか?

はい。ほとんどの研修機関が未経験者向けの基礎コースを用意しています。ビズロードサービスのように2日間で実務レベルまで引き上げるプログラムや、ReCADemyのように個人の習熟度に合わせたeラーニングなど、選択肢は豊富です。企業向けカスタマイズ研修では、受講者のスキルレベルに応じたカリキュラム編成も可能です。

Q.助成金を使うと実質負担はどれくらいになりますか?

人材開発支援助成金制度(事業展開等リスキリング支援コース)を活用した場合、中小企業では研修費用の75%+研修時間1時間あたり960円が助成されます。例えば10万円の研修を2日間(16時間)受講した場合、75,000円+15,360円=90,360円が助成され、実質負担は約1万円となります。

Q.研修修了後のフォローアップはありますか?

研修機関によって異なります。大塚商会のような大手は継続的な技術サポートや追加講座を提供しており、ReCADemyはeラーニング教材を研修後も参照できます。また、日本建設情報技術センター(JCITC)のように、修了者コミュニティを運営している機関もあり、実務で生じた疑問を相互に解決できる環境を提供しています。

Q.BIMコーディネーターとBIMオペレーターの研修は違いますか?

はい、明確に異なります。BIMオペレーターはソフトウェアの操作技術習得が中心ですが、BIMコーディネーターはプロジェクト全体のBIM運用管理、データ連携、チーム間調整などのマネジメントスキルが求められます。国土交通省の建築BIM加速化事業や、グローバルBIMのようなコンサルティング機能を持つ企業の研修では、後者のスキル習得に重点を置いています。