インフラ・施設 2026年更新

Tier認証取得のデータセンター一覧

Uptime Institute認証を取得したTier III/IV準拠データセンター施設のリスト。高可用性インフラの選定に必要な認証取得状況、冗長性構成、運用実績を網羅的に収録。

収録データ項目

施設名
Tier認証レベル
認証種別
所在地
事業者
稼働開始年
施設面積
電力容量
冗長構成
運用認証取得状況

データプレビュー

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施設名Tier認証レベル認証種別所在地
Digital Realty KIX12Tier IIIDesign & Constructed大阪府箕面市
Iron Mountain DEN-1Tier III GoldTCOSDenver, CO, USA
Vantage QuincyTier III GoldTCCF & TCOSQuincy, WA, USA
Equinix FR5Tier IIIDesign & ConstructedFrankfurt, Germany
Iron Mountain VA-1Tier IIIConstructedNorthern Virginia, USA

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Tier認証取得データセンターの選定基準

Uptime Instituteが定めるTier認証は、データセンターの可用性・冗長性を第三者が客観評価する国際標準です。現在、世界122カ国で4,000件以上の認証が発行され、インフラ投資判断の最も信頼される指標となっています。

Tier認証の3つのレベル

Tier Certification of Design Documents (TCDD)
設計図面段階での認証。構想中のプロジェクトで取得されることが多く、実際の構築完了まで数年を要する場合もある。
Tier Certification of Constructed Facility (TCCF)
竣工後の施設認証。設計通りに冗長構成が実装され、物理的に基準を満たしていることを証明。ハウジング先選定で最も重視される認証。
Tier Certification of Operational Sustainability (TCOS)
運用継続性認証。管理体制・保守手順・組織能力まで評価する最上位認証。Gold認証取得施設は北米でも数施設のみ。

Tier III vs Tier IV:投資対効果の分岐点

Tier IIIは同時保守可能性(Concurrently Maintainable)を保証し、N+1冗長構成により計画停止なしで保守を実施できます。年間稼働率99.982%、計画外停止は年間1.6時間以内が目安です。

Tier IVはフォールトトレラント(Fault Tolerant)設計で、あらゆる単一障害に対して無停止を実現します。年間稼働率99.995%、計画外停止は年間0.4時間以内ですが、構築コストはTier IIIの1.5〜2倍に達します。

要件Tier IIITier IV
電源経路N+1(冗長あり)2N(完全二重化)
冷却システムN+12(N+1)
同時保守可能可能
単一障害許容不可可能
稼働率目標99.982%99.995%

金融・医療などミッションクリティカル用途以外では、Tier IIIで十分なケースが大半です。クラウド事業者の多くもTier III構成を標準としています。

認証取得施設の地理的分布

北米・欧州・アジア太平洋の3地域で全認証の約85%を占めます。特にシンガポール、東京、フランクフルト、北バージニアは認証施設が集積し、グローバル展開企業のハウジング先候補として定番化しています。

日本国内では、Digital RealtyやEquinixなどグローバル事業者の施設が認証取得済みです。国内大手キャリアの施設は独自基準や日本データセンター協会(JDCC)のファシリティスタンダードに準拠するケースが多く、Uptime Institute認証は限定的です。

認証施設選定時の注意点

Design認証のみの施設は、実際の構築完了まで入居できない、または設計変更により最終的な認証レベルが異なる可能性があります。ハウジング契約前にはTCCF(Constructed Facility)認証の取得状況を必ず確認してください。

また、認証取得後も定期監査や更新手続きが必要です。古い認証が失効している施設も存在するため、Uptime Instituteの公式データベースで最新ステータスを照会することを推奨します。

よくある質問

Q.Tierレベルはどのように決まりますか?

Uptime Instituteが定める設計・構築基準(冗長性、保守性、障害耐性)に基づき、第三者監査により認証されます。Tier I(最小限)からTier IV(フォールトトレラント)まで4段階あり、上位ほど高可用性ですが構築コストも増加します。

Q.Design認証とConstructed認証の違いは?

Design認証は設計図面段階での取得で、実際の施設完成を保証するものではありません。Constructed認証は竣工後に実施される施設認証で、設計通りに構築されたことを証明します。ハウジング先選定ではConstructed認証取得済み施設を選ぶべきです。

Q.日本国内の施設も含まれますか?

はい。Uptime Institute認証を取得した国内施設(Digital Realty、Equinix等の外資系や一部国内事業者)が含まれます。ただし国内大手キャリアの多くは独自基準を採用しており、Uptime認証は限定的です。

Q.データはどのくらいの頻度で更新されますか?

リクエスト時にAIがUptime Instituteの公式データベースや事業者の公開情報をクロールし、最新の認証取得状況を反映します。認証失効や新規取得も随時反映されます。

Q.Tier III GoldのGoldとは何ですか?

TCOS(運用継続性認証)の最上位評価です。施設の物理構成だけでなく、管理体制・保守プロセス・人員体制・ドキュメント整備まで厳格に審査されます。北米でも取得施設は極めて限定的で、最高水準の運用品質を示します。