通信・電気工事 2026年更新

光ファイバー融着接続損失測定を行う通信工事業者一覧

光ファイバー融着後のOTDR測定・損失試験まで一貫対応する通信工事業者のデータベース。通信キャリアやデータセンター事業者の施工後検査・品質保証業務に最適化されたリスト。

収録データ項目

企業名
OTDR測定対応
保有融着機種
測定波長帯域
損失保証値
施工実績件数
対応エリア
建設業許可番号
主要取引先
緊急対応可否
成績書発行
認定資格保有者数

データプレビュー

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企業名OTDR測定対応対応エリア主要取引先
日本コムシス株式会社対応全国NTT東日本・NTT西日本
エクシオグループ株式会社対応全国NTTドコモ・KDDI
株式会社関電工対応関東・東北東京電力・各種通信事業者
株式会社きんでん対応近畿・中部関西電力・各種通信事業者
NTTコムエンジニアリング株式会社対応全国NTTコミュニケーションズ

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光ファイバー融着接続と損失測定の品質保証

光ファイバーの融着接続は、通信インフラ構築の核心技術であり、接続点における光損失を最小限に抑えることが通信品質に直結します。しかし、融着作業だけでは接続品質が保証されたことにはなりません。OTDR(Optical Time Domain Reflectometer、光パルス試験器)による損失測定と試験成績書の発行が、施工後検査として不可欠です。

日本の光ファイバー工事市場では、コムシスホールディングス、エクシオグループ、ミライト・ホールディングス傘下の大手電気通信工事会社とその協力会社が市場の大半を占めています。これらの企業は、NTT東日本・NTT西日本・NTTドコモ・KDDI等の通信キャリアから長期にわたり施工を請け負い、1982年の日本初の光ファイバーケーブル工事以来、40年以上の実績を蓄積しています。

OTDR測定の技術的意義

融着接続後の損失測定は、単なる形式的な検査ではありません。OTDRは光ファイバーに光パルスを入射し、後方散乱光を解析することで、接続点ごとの損失値、破断点、曲げによる損失を正確に検出します。融着接続の典型的な挿入損失は0.02dB(SMF)ですが、施工不良の場合は0.1dB以上の損失が発生し、長距離伝送では信号減衰により通信障害を引き起こします。

測定項目測定器測定目的
融着損失OTDR各接続点の損失値を定量評価
全線損失光パワーメーターエンドツーエンドの伝送損失を確認
破断・曲げ損失OTDR施工中のケーブル損傷を検出
波長分散波長分散測定器高速通信での信号劣化を評価(必要時)

通信キャリアやデータセンター事業者は、施工業者に対して試験成績書の提出を義務付け、OTDR波形データと損失値を記録した品質証明を求めます。これは、将来的な障害発生時の原因切り分けや保守計画にも活用される重要なドキュメントです。

業界構造と市場規模

日本の電気通信工事業界の市場規模は、2022-2023年において主要4社(エクシオグループ、きんでん、コムシスホールディングス、関電工)の合計売上高が約3兆円を超えています。電気通信事業全体の2023年度売上高は約15兆円(うちデータ伝送が8.5兆円)であり、光ファイバー敷設と保守工事はこの基盤を支える重要な事業領域です。

2020年度末における電気通信事業者数は2万1,913者ですが、実際に光ファイバー融着とOTDR測定を一貫して行える技術力を持つ業者は、大手4社とその一次協力会社を中心に、全国で約800~1,000社程度と推定されます。これらの企業は、建設業許可(電気通信工事業)を保有し、フジクラ・住友電工・古河電工等の融着機メーカー製品を使用し、アンリツ・横河電機・VIAVIソリューションズ等のOTDR機器で測定を実施しています。

施工品質と認証

光ファイバー融着接続の品質は、施工者の技能に大きく依存します。全国技能競技大会では、1,000心を超える超高密度ケーブルの高精度融着接続が競技種目となっており、エクシオグループは金メダルを獲得する技術力を持つ企業として知られています。また、NTTアクセスサービスシステム研究所では、1982年以来、光ファイバー接続・コネクタ技術の研究開発を継続しており、新たな融着技術や低損失接続技術が産業界に移転されています。

融着機メーカーの世界市場では、フジクラ、住友電工、古河電工の日本3社が約65%のシェアを占め、日本は光ファイバー融着技術の世界的リーダーです。OTDRについても、国内ではアンリツと横河電機(旧安藤電気)が1970年代のNTT(旧電電公社)光ファイバー導入時から市場を牽引してきました。

発注者が重視すべきポイント

通信キャリアやデータセンター事業者が施工業者を選定する際、以下の要素が重視されます:

  • OTDR測定の標準実施:融着のみで測定を省略する業者では、施工後の品質が不明確
  • 多波長測定対応:1310nm/1550nm/1625nmなど、用途に応じた波長帯域での測定能力
  • 試験成績書の発行:波形データと損失値を記録した正式な品質証明書
  • 緊急対応力:障害発生時の24時間対応体制
  • 建設業許可と技術者資格:電気通信工事業の建設業許可、工事担任者資格保有者の配置

このデータセットは、全国で光ファイバー融着接続とOTDR測定を一貫して提供する通信工事業者を網羅し、発注者が品質保証体制を確認したうえで適切な業者を選定できるよう設計されています。

よくある質問

Q.データの鮮度はどのように保たれていますか?

リクエスト時にAIが各業者の公式サイト、建設業許可情報、業界ニュースなどの公開情報をクロールして最新情報を取得します。静的なデータベースではなく、発注時点での最新状態を反映したリストを提供します。

Q.OTDR測定対応の判定基準は?

企業の公式サイトや施工実績において、OTDR測定機器の保有、試験成績書の発行、光損失測定サービスの明記などから判定します。ただし、非公開の社内体制は含まれないため、詳細は各業者への直接確認を推奨します。

Q.大手4社以外の中小業者も含まれますか?

はい。コムシスホールディングス、エクシオグループ、ミライト・ホールディングス、関電工などの大手に加え、地域密着型の中堅・中小業者、専門技術を持つ独立系業者も含まれます。発注者のプロジェクト規模や地域に応じて幅広い選択肢を提供します。

Q.建設業許可情報の正確性は?

各都道府県の建設業許可公開情報、国土交通省の建設業者情報検索システムなどの公開データを参照しますが、許可番号や有効期限は変動するため、発注前には各業者の最新の許可証を直接確認することを推奨します。