通信・データセンター・ITインフラ サンプルのみ・予約受付中 ページ作成日 2026年1月24日

GDPR準拠のクラウドホスティング事業者一覧

EU顧客データを扱う企業向けに、GDPR適合認証を持つ世界主要クラウドホスティング事業者の一覧。データセンター所在地、認証状況、データ主権保証の詳細を提供します。

収集予定の項目

事業者名
本社所在地
EUデータセンター
GDPR認証状況
ISO 27001
EU Cloud CoC
データ主権保証
DPA提供
主要サービス

データプレビュー

※ 無料サンプルです(未検証のため誤りを含む場合があります)。全件リストは未提供です。
事業者名本社所在地EUデータセンターGDPR認証状況
OVHcloudフランス・ルーべフランス、ドイツ、ポーランド完全準拠(CISPE創設メンバー)
Microsoft Azureアメリカ・レドモンドドイツ(フランクフルト)、オランダ(アムステルダム)他24リージョン完全準拠(EU Cloud CoC認証取得)
Hetznerドイツ・グンツェンハウゼンドイツ、フィンランド完全準拠(ISO 27001認証)
Scalewayフランス・パリフランス(パリ)、オランダ(アムステルダム)、ポーランド(ワルシャワ)完全準拠(SecNumCloud申請中)
Oracle Cloud Infrastructureアメリカ・オースティンドイツ(フランクフルト)、スペイン(マドリード)専用EU Sovereign Cloud完全準拠(EU CoC Level 2認証)

推定 約250件。全件リストは、予約が一定数集まった場合にのみ作成します。

※ 今は課金されません。購入は任意です。

GDPR準拠クラウドホスティングの選定基準

EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠したクラウドホスティング事業者を選定する際、データ処理契約(DPA)の提供、EU域内データセンターの有無、ISO 27001やEU Cloud Code of Conductなどの第三者認証取得状況が重要な判断材料となります。特に、事業者の本社所在地がEU域内か域外かによって、米国CLOUD法やFISA 702条などの第三国法の適用リスクが大きく異なります。

ハイパースケーラーとEU専業プロバイダーの違い

AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、Oracle Cloudといったハイパースケーラーは、いずれもGDPR準拠を表明し、EU域内に複数のデータセンターを運用しています。これらの事業者は70以上のグローバル認証基準をクリアし、ISO 27017(クラウドセキュリティ)、ISO 27018(クラウドプライバシー)、ISO 27701(プライバシー情報管理)、SOC 1/2/3、PCI DSS Level 1などの認証を保有しています。一方で、米国本社のため米国法の域外適用リスクがあり、厳格なデータ主権を求める組織には不向きな場合があります。

これに対し、OVHcloud、Hetzner、ScalewayなどのEU本社クラウド事業者は、EU法のみに準拠し、第三国法の影響を受けません。OVHcloudはCloud Infrastructure Services Providers in Europe(CISPE)の創設メンバーであり、HetznerはISO 27001認証を取得、Scalewayは2025年1月にSecNumCloud認定プロセスに入るなど、欧州データ主権を重視する企業に支持されています。

GDPR認証フレームワークとその実態

認証・基準概要主要取得事業者例
EU Cloud Code of ConductGDPR第28条要件を満たすクラウドプロバイダー向けの汎欧州行動規範。欧州データ保護会議(EDPB)承認済みAWS、Microsoft Azure、Oracle Cloud
ISO 27001情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格OVHcloud、Hetzner、IBM Cloud
ISO 27701 (PIMS)プライバシー情報管理システムの国際規格。GDPR準拠の証左となる唯一のISO認証Microsoft Azure、Google Cloud
CISPE Data Protection CodeEU域内クラウドインフラ事業者向けデータ保護規範OVHcloud、AWS(2017年版準拠)

重要な点として、GDPR自体には単一の「GDPR認証」は存在しません。ISO 27701(PIMS)を除き、GDPR準拠は継続的なプロセスであり、データ管理者(顧客)とデータ処理者(クラウド事業者)の共同責任モデルに基づきます。事業者選定時には、DPAの内容確認、標準契約条項(SCC)または拘束的企業準則(BCR)の有無確認、ISO/SOC監査証明書の精査が不可欠です。

データ所在地と法的管轄権の分離

GDPRはEU域内へのデータ保管を義務付けていませんが、データが物理的にEU内にあっても、事業者が米国など第三国の法的管轄下にある場合、制限付き移転とみなされます。例えば、米国本社企業がドイツにデータセンターを運用していても、CLOUD法やFISA 702条の対象となり得ます。このため、医療、銀行、法務、公共サービスなどの規制業界では、OVHcloud(仏)、Hetzner(独)、Scaleway(仏)といったEU本社事業者が選好される傾向にあります。

2024年には欧州データ保護当局が12億ユーロの制裁金を科し、企業はペナルティ回避から積極的プライバシープログラムへとシフトしています。グローバル企業の92%がクラウドインフラ上で規制義務を満たす自信を持つ一方、61%がGDPRコンプライアンスツールを活用し、39%は導入初期段階にあります。

市場規模と成長予測

GDPRサービス市場は2024年に30億ドル、2025年には34億ドルに達し、2033年までに168億ドルに成長すると予測されています(CAGR 20.05%)。別の調査では2030年までに59億9710万ドル(CAGR 22.45%)との見通しもあります。クラウドベースの展開が市場の過半を占め、統合柔軟性が45%高いクラウドソリューションが全体の55%を占めています。欧州は市場シェアの41%を握り、アジア太平洋地域は29%の急成長を示しています。

選定時の実務チェックリスト

契約面
データ処理契約(DPA)がGDPR第28条要件を満たしているか、サブプロセッサーのリスト、侵害通知タイムライン(72時間以内)が明記されているかを確認
技術面
保存時暗号化・通信時暗号化の標準提供、HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)サポート、クライアント側エンドツーエンド暗号化オプションの有無
地理面
EU域内データセンターの利用可能性、データレジデンシー認証(独立監査機関による地理的封じ込め検証)、EU域内での完全マルチリージョン冗長化
法的管轄
事業者本社の所在地、第三国法(CLOUD Act等)の適用可能性、EU Sovereign Cloudオプション(Oracle、Microsoft等)の提供有無

2026年のトレンド:デジタル主権と持続可能性

欧州委員会のIPCEI-CISイニシアチブは12億ユーロを最先端クラウド・エッジ技術に投資し、持続可能性とデジタル主権を強調しています。Scalewayは再生可能エネルギー駆動データセンターで透明な価格設定を実現し、OVHcloudはEU域内完全運用により域外法リスクをゼロにしています。また、Microsoft Azure EU Sovereign Cloud、Oracle EU Sovereign Cloudなど、ハイパースケーラーもEU専用レルムを提供し始めており、物理・論理的分離とEU居住者限定のアクセス管理を実現しています。

よくある質問

Q.GDPRに「認証」は存在するのですか?

ISO 27701(PIMS)を除き、GDPR自体には単一の認証制度はありません。代わりに、EU Cloud Code of Conduct、CISPE準拠、ISO 27001/27017/27018、SOC 2などの第三者認証が、事業者のGDPR準拠能力を示す指標として利用されます。最も重要なのはデータ処理契約(DPA)の内容とSCC/BCRの有無です。

Q.データを必ずEU内に保管する必要がありますか?

GDPRはEU域内保管を義務付けていませんが、第三国への移転には標準契約条項(SCC)または拘束的企業準則(BCR)、リスク評価が必要です。暗号化のみでは移転規制を免れません。EU内保管はコンプライアンスの最も確実な方法であり、特にNIS2指令や業界規制がある場合に推奨されます。

Q.全件データはすぐ入手できますか?

まだ提供していません。サンプル行は無料です。全件リストは、予約が一定数集まった場合にのみ作成します。作成した場合は、予約した方全員に購入リンクをメールでお送りします(購入は任意)。作成しない場合、料金は一切かかりません。

Q.料金は?

サンプル行は無料です。全件リストは¥6,800(税込)で、リストを作成し、購入を決めた場合のみお支払いいただきます。無料トライアルや月額プランはありません。